スポンジボブTD 2.0公開、パラマウントがRoblox上で2,700万MAUリーチ
- 4月25日
- 読了時間: 2分

本記事は、Varietyが公開したニュースのダイジェスト版です。
パラマウントが権利を持つスポンジボブのRobloxゲーム「SpongeBob Tower Defense 2.0」が4月24日に正式公開された。開発元のWonder Works Studioとパラマウントが共同展開する3タイトル合計で、月間アクティブユーザーは2,700万人に達している。Roblox上で最も収益を上げるIPライセンスゲームとしての地位を固め、メディア企業によるRoblox活用の成功モデルを示す事例となっている。
SpongeBob Tower Defenseは2024年12月にRobloxで公開されたタワーディフェンスゲームで、2025年のRoblox Innovation Awardsで「Best of IP」賞を受賞している。2.0アップデートでは新ユニット31体、新マウント11種、新ペット3体を追加し、初回ローンチの約2倍のコンテンツ規模に拡張された。累計訪問数は6億3,300万回を超え、月間アクティブユーザーのピークは960万人、平均月間プレイ時間は1人あたり198分を記録している。
注目すべきはWonder Works Studioが採用したライセンスモデルだ。一般的なIPライセンス契約とは異なり、パラマウント側に初期費用を求めず、Roblox上での存在感を確保しながらゲーム収益から還元を受ける仕組みを取っている。パラマウントはこの方式により、「スポンジボブTD」「スティール・ア・スポンジボブ」「サバイブ・ビキニボトム」の3タイトルで合計2,700万MAUへのリーチを、実質的な広告費ゼロで獲得した形になる。さらにWonder Works Studioは、スポンジボブTDのゲーム内キャラクターを使ったブランドグッズの展開も計画している。
日本の大手エンタメ企業やアニメIPホルダーにとって、このモデルは参考になる。収益化に成功したRoblox IPゲームは単なる認知施策ではなく、持続的に収益を生む資産になりうることをパラマウントの事例は示している。初期コストを抑えながら大規模なユーザーリーチを実現した構造は、ライセンス戦略の選択肢として検討する価値がある。


