年齢確認でDAU1,200万人消滅、Roblox予約$1B削減の意味
- 5月2日
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本記事は、QZが公開したニュースのダイジェスト版です。
Robloxは2026年Q1(1〜3月)の決算発表で、年齢確認(顔年齢推定・ID確認)の世界展開が予測を超える逆風となり、DAU(日次アクティブユーザー数)が前四半期比1,200万人減の1億3,200万人に落ちたと発表した。2025年Q3に記録した1億5,200万人のピークから比較すれば、実質2,000万人が失われた計算になる。年間予約ガイダンスはほぼ10億ドル引き下げられ、プラットフォームの収益モデルが再点検を迫られている。
Robloxは2026年1月から全ユーザーを対象に、チャット機能を利用するための年齢確認を義務化した。Q1末時点でグローバルDAUの51%(米国では65%)が確認を完了したが、残る49%は通信機能が制限され一部ゲームにもアクセスできない状態だ。会社は「年齢確認が新規ユーザー獲得を鈍化させた」と説明する。ロシアの2025年12月禁止措置も一因だが、同社自身は年齢確認を主因に挙げる。全年通期の予約ガイダンスは82.8億〜85.5億ドルから73.3億〜76.0億ドルへと引き下げられ、株価は決算発表後に最大24%急落した。
日本の広告主・マーケターが注目すべきは、DAUの「量と質」の変化だ。確認済みの約6,700万人(全DAUの51%)はターゲティング精度が高く、Robloxが報告するリワード動画完了率90%超の中核を担う。一方で全体規模は縮小傾向にある。経営陣はDAU安定を2026年Q3と見込む一方、今後も「年齢に応じたコンテンツアクセスの追加改善」を実施する予定としており、プラットフォームの再編は継続する。Roblox広告への投資を検討する企業にとって、短期的なリーチ縮小を受け入れた上で高精度オーディエンスを取るか、安定化まで様子を見るかの判断が問われる局面に来ている。


