Roblox、米18+向けDevExを42%上方修正。成人ゲーム本格化へ
- 5月1日
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本記事は、Roblox Newsroomが公開したニュースのダイジェスト版です。
Robloxは4月30日、米国の18歳以上ユーザーが対象ゲーム内で支払った金額に対するDevExレートを6月8日から42%引き上げると発表した。同社が「Novel Games(型破りなゲーム)」と呼ぶ高精細・高没入の作品を作るクリエイターに、より大きな分配を回す。Robloxの収益源を「子ども中心の小遣い経済」から「18〜34歳の購買力ある層」へ移す事業転換が、いよいよ報酬体系に踏み込んだ格好だ。
対象は、年齢確認を済ませた米国18歳以上ユーザーがゲームパス・Robuxサブスクリプション・一部アイテム・プライベートサーバーで支払った分。レートは現行の26.6%から37.8%へ上がる。条件はR15アバターを採用していることで、より人間らしい骨格と動きを持つキャラクターを使った作品に絞り込む。Robloxが2025年にDevEx経由でクリエイターに支払った総額は15億ドル超。米国の18〜34歳コホートはDAUが前年比50%超で伸びており、課金額は18歳未満より50%以上高いという。
同時に、トップページに「Standout Games」専用枠を新設し、長期リテンションの高い野心的な作品を優先表示する方針も示された。3月発表のIncubator・Jumpstartプログラムには既に8,000人超のクリエイターが応募しており、約100タイトルがJumpstart入りする見込み。発見・収益・支援の3点セットで、これまでRobloxが弱かった「腰を据えて遊べる作品」をプラットフォーム上で量産する設計だ。
ブランドにとっての意味は明快で、Robloxは「子ども向けゲーム」の枠を抜けて、購買力のある18〜34歳をフロントに置く広告・体験プラットフォームへ移行している。広告プロダクト、Roblox Plus、Commerce API、年齢確認に続く今回のレート改定は、企業がRoblox上に投資する判断材料を一段増やすものだ。日本企業がRoblox参入を検討する際にも、これまでの「ティーン向けPR」発想から「ゲーム性・滞在時間で勝負する大人向け体験」へ目線をずらすタイミングに来ている。


