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Roblox Kids/Select、5月19日から4カ国で始動──品質認定制度が変えるブランドの前提

  • 5月12日
  • 読了時間: 2分

本記事は、Roblox Developer Forumが公開したニュースのダイジェスト版です。

Robloxが5月11日(現地時間)、子ども向けゲームカタログへの掲載基準を更新した。5月19日から、ニュージーランド・オランダ・オーストラリア・インドネシアの4カ国を対象に、Roblox KidsおよびRoblox Select向け審査制度が本格始動する。グローバル展開は6月初旬の予定だ。

今回の新設が持つ意味は「子ども向け認定マーク」の創設に近い。Roblox Kids(5〜8歳)またはRoblox Select(9〜15歳)向けカタログに掲載されるには、開発者はID確認・2段階認証に加え、月額4.99ドルのRoblox Plus加入か、ゲーム1作品につき1,000 Robux(約7ドル)の一時掲載費を支払う必要がある。この掲載費は3カ月間コミュニティ基準を維持すれば返金される仕組みだ。スパムや規約違反を繰り返す悪意あるアカウントに経済的コストを課し、低品質コンテンツを子ども向けカタログから排除するのが狙いだ。

ブランドへの実務的な影響はクリエイターパートナーの選定基準変化として表れる。Roblox上でキャンペーンを展開する企業が若年層をターゲットにしたエクスペリエンスを依頼する場合、パートナークリエイターが認定要件を満たしているかどうかが、ブランドセーフティの事実上の指標となる。オランダ・ニュージーランド・インドネシアといった最初の対象国はグローバルブランドにとって主要市場ではないが、6月に控える全世界展開に向けた先行施行と捉えるべきだ。

見逃せないのは18歳以上市場の急成長だ。Robloxが2026年第1四半期として開示したデータによると、米国の18歳以上ユーザーは前年比40%増で推移し、18歳未満と比べて50%高い消費単価を記録している。子ども向けカタログに厳格な審査・費用負担を課す一方、成人向けコンテンツには42%引き上げたDevEx還元率(6月8日から)を用意する構図は、Robloxが広告・収益の重心を18歳以上へ移している戦略とも読める。マーケターは「子ども向けRoblox=規制の強化」と「成人向けRoblox=収益機会の拡大」という二つの動きを同時に追う必要がある。

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